メジャー出版社で漫画家デビュー!大学での学びが作品に活きる

文化経済学科2年 / 漫画家
羽賀 週さん (P.N.)

柏崎市出身。大学に通いながら新人漫画家として投稿を続け、「週刊少年サンデーS(小学館)増刊1月号」(2016年11月25日発売)掲載の「MONKEY BUSINESS」でデビュー!
第16回にいがたマンガ大賞 高校生部門奨励賞、新世代サンデー賞、ゼロサムコミック新人賞などを受賞

いつ頃から漫画を描いているのですか?

描き始めたのは中学2年生の頃で、その頃から漫画家になりたいという気持ちがありました。当時はノートを原稿用紙に見立てて漫画を描いて、それを友達に見せるということをやっていました。ちゃんとした原稿用紙で描いたのは高校2年生のときで、それから初めて投稿した「にいがたマンガ大賞」というコンテストで奨励賞をいただきました。

実際に掲載されたときはどんな気持ちでしたか?

まず誌面で「漫画家の卵」という形で紹介をしていただいた時は、自分の絵が載っていて、総評なども書いていただいて。それを見たときはやっぱり嬉しかったです。
実際に「MONKEY BUSINESS」が掲載された時は、これがプロへの第一歩だと実感し、嬉しい気持ちと同時に、今回見えてきた沢山の課題を乗り越え、自分の武器である個性を磨いて、より良い作品をつくりあげられるように頑張ろうと思いました。

漫画を描き始めたきっかけはなんですか?

小さい頃なんですけど、「コロコロコミック」の「コロッケ!」という連載漫画があって、その作品に出てくるキャラクターの1人をすごい好きになっちゃって。それで自分も「このキャラを動かしてみたいな」と思って、絵に描いてみたんです。それがすごく楽しくて、それから自分のオリジナルキャラを作って動かしてみよう、と思って描きはじめました。
「コロッケ!」がきっかけですね。

オリジナルキャラクターを作るアイデアはどんなところから得ていますか?

色々な漫画を読んで「好きだな」と思うキャラを見つけて、それを参考にしながら自分の好きなもの、例えばバイクだったらこれ、イスだったらこれ、というものをかき集めて、そのイメージをキャラクターに反映してみるということをしています。そうすることで自分の好きな個性を持ったキャラが出来ますね。

ペンネームの「羽賀週」に込められた思いはなんですか?

「鋼の女」というドラマの主人公の「芳賀(はが)先生」がすごく格好良くて優しくて、憧れたんです。それで自分もこういう強い人物になりたいと思って「はが」をいただいて、「週」は英語のWeekに直すと字面が格好いいなと思って。あとは一週間一週間を大切に過ごしていきたいなという意味で。無駄な日を作りたくないという思いを込めました。

大学での学びが作品に影響することはありますか?

沢山あります。例えば中国語なら絵の背景として入れることでアクセントになりますし、ヘルスサイエンスなら「タバコの有害性」をキャラクターの台詞を通じて読者に伝えることができたり、化学物質をキャラクターに変換して取り入れたり、そういった設定をシナリオに用いたり。新しく得た知識を作品に活かすことができます。

逆に、漫画家であることが大学生活に活きていることはありますか?

大学と地域のコラボでクッキーを作ったのですが、そのパッケージとクッキーのデザインをさせていただきました。大学では漫画という分野でできることは何も無いと思っていたので、こういった機会をいただけて良かったなと思います。私が絵を描くことで地域に少しでも貢献できているのかなと思うと嬉しいです。絵を見て喜んでくださる先生も沢山いるので、それも嬉しいですね。

大学生活が漫画家として良い影響を与えているし、漫画家として大学生活にも影響を?

そうですね。そう思うとなんか嬉しいですね。この大学に入って良かったと思っています。

プロの編集者からのアドバイスで印象に残っていることはありますか?

漫画家は絵と話が上手な他にもう1つ、自分の何か長けたもの、例えば「これだけは詳しい」ということがあると武器になるということをおっしゃっていました。漫画をたくさん読んで、自分の強みになるものを探していこう、と。なので私は今それを探しているところです。

今後の目標はなんですか?

絵は得意なのですが、話を作るのに時間が掛かってしまって。なので早く作れるようになるために、とにかくたくさん話を作る。読み切りサイズの話を作っていきたいです。
また、大学では取れるだけの資格は取りたいですね。両立は大変ですが、結果になって戻ってくると嬉しいので、頑張れます。

地元の大学に通えるというのはどうですか?

便利ですね。地元にいながら漫画家になれるということも嬉しいです。やっぱり「東京に来ないか」とも言われるんですよ。連載するときには東京に居れば編集者の方と直接やり取りができますから。でもできれば地元でやっていきたいですね、それは強く思います。今はインターネットでやり取りができるので。

漫画家になろうとしている方達へのアドバイスは?

漫画の技術を高めることも大事ですが、世の中には色んな道を進んでいる人がいるので、そこに目を向けてみる事も大切。思わぬ発見や経験をしたり、自分を変えるような出来事がきっと起こると思います。私自身、この大学でそういう経験をすることができました。

最後に一言お願いします。

柏崎の活性化のために、私にできることがあればやっていきたいと思っています。頑張りますので、応援していただけると嬉しいです。