心の財産として残っていく4年間を過ごしてほしい

経済学部 文化経済学科 准教授
蓮池 薫

2010年から本学経済学部専任講師
2013年本学経済学部准教授
2016年4月から学生委員長・国際センター委員長も務める。
2009年『半島へ、ふたたび』新潮社 第8回新潮ドキュメント賞受賞

私は韓国語と韓国文化事情という授業を担当しています。韓国語では、これから始める学生のための初級レベルから、中級レベルでは演習として会話力・実践力を高めるという授業をしています。韓国語ファンの社会人の方が聴講生として参加されることもあります。

韓国文化事情の授業では、韓国という国を文化的な面から、一点を深く入っていく前に全体像を知り、日本との比較によって違いを学ぶということをしています。歴史、地理、衣食住、さらには芸術、冠婚葬祭、宗教、家族制度といった広い範囲を対象としており、たとえば衣服であれば、韓国のチマチョゴリを並べて、日本の服との構造上の違い、着方の違いなどを見ます。洋服ではシャツのボタンが男女で左右逆ですよね。そういったものは一体どこから来たのか?韓国や日本ではどうなのか?日常生活と関わりの深い部分なので学生の皆さんも興味を惹かれるようです。

夢の「実現性」ばかりを考えないこと

学生委員長として学生の皆さんと接していると、みなさんは自分の「夢」や「やりたいこと」に対して、それが実現できるかどうかということを先走って考えすぎなのでは、と思うことがあります。最初から現実主義的になって夢を見ないのではなくて、今何かやりたいことや興味のあることがあるのであれば、せめて大学にいる間はそれを突き詰めたり、希望を膨らませる時間にしてほしいと思います。
結果的にそれが就職に直接繋がらなかったとしても、何かに対して強い意欲を持って過ごした時期があったということは人生を豊かにする経験の一部になると思います。
もちろん今も夢を追っている学生も沢山いますが、皆さんに同じような気持ちで大学生活を送ってほしいと思っています。

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在学生へのメッセージ

大学では、自分の興味に合わせて幅広い知識や経験を得ることができます。少しくらい羽目を外しても良いですから、自分のやりたいことや夢と呼べるものを見つけて、様々なことに思いっきりチャレンジしてみてください。将来「大学時代はあんなことをしたなあ」と振り返れるような、自分の心の財産として残っていくような4年間を過ごしてくれたら嬉しく思います。