柏崎市との連携
①大学・地域連携推進事業(調査研究事業)
柏崎市の業務委託を受けて、柏崎の個性・魅力づくりについて調査研究を行っています。本学の教員が専門分野から考察した調査研究結果は、毎年調査翌年度に柏崎市において開催される調査研究報告会で発表されています。
これまでに調査研究した事業は次のとおりです。(所属・役職等は当時のものです。)
柏崎市委託の調査研究事業
年度 | 委託事業 | |
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2016(平成28)年度 |
新潟産業大学 教授 金 光林(平成29年5月報告) |
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新潟産業大学 専任講師 権田恭子(平成29年5月報告) |
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2015(平成27)年度 |
新潟産業大学 専任講師 権田恭子(平成28年6月報告) |
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2014(平成26)年度 |
新潟産業大学 准教授 江口 潜(平成27年5月報告)
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2013(平成25)年度 |
新潟産業大学 教授 阿部雅明(平成26年5月報告) |
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2012(平成24)年度 |
新潟産業大学 助教 渡邉孝一郎(平成25年5月報告) |
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2011(平成23)年度 |
新潟産業大学 助手 青栁 勧(平成24年5月報告) |
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2010(平成22)年度 |
新潟産業大学 教授 片岡直樹(平成23年5月報告) |
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2009(平成21)年度 |
新潟産業大学 准教授 阿部雅明 |
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2008(平成20)年度 |
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2007(平成19)年度 |
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②大学・地域連携推進事業(魅力発信事業)
本学と新潟工科大学が、2012(平成24)年度より柏崎市の委託を受けて、市の中心部に位置するニコニコ通り商店街にある空き店舗を活用し、大学の魅力づくり・情報発信事業および商店街等の活性化に寄与する事業として、空き店舗活用事業「まちかど研究室」を展開しています。
③柏崎市の各種審議会・協議会等への教員の参画
柏崎市の委嘱を受けて、専任教員が各種審議会や協議会等への委員として参画し、専任教員の専門分野に通じた知見等をもって貢献しています。
柏崎商工会議所との連携
2002(平成14)年度から毎年1回開催されている柏崎商工会議所建設部会主催の「学生による柏崎に関する研究発表会」に、本学も2010(平成22)年度から学部生および大学院生が参加し学習の成果や提案等を発表しています。発表したテーマは、次のとおりです。
新潟産業大学の「柏崎に関する研究」発表テーマ
年度 | テーマ | |
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2017(平成29)年度 | まちかど研究室の取組みについて(新潟工科大学と共同研究) | |
地域通貨ゲームによる地域通貨の学習効果の検証 | ||
新潟産業大学 ビジネス演習「柏崎市に関する学生の意識調査」 | ||
私がおススメする観光ツアー 〜新しい柏崎周辺の魅力を探そう〜 | ||
ホテルかまくらの財務的視点による報告 | ||
2016(平成28)年度 | まちかど研究室の取組みについて(新潟工科大学と共同研究) | |
子育て支援パスポート事業の実施による経済効果 | ||
新潟産業大学の立地が地域に及ぼす経済効果 | ||
文化施設アルフォーレに見る賑わい創出と地域振興 | ||
2015(平成27)年度 | まちかど研究室の取り組みについて(新潟工科大学と共同研究) | |
大学は美味しい!!フェア ~大学×地域コラボ商品の開発から販売までを体験して~ |
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コミュニティにおける小規模デマンド交通の可能性 | ||
柏崎に見る小規模書店の今後 | ||
「子育て支援パスポート事業」の自治体アンケート調査 | ||
2014(平成26)年度 | まちかど研究室の取り組みについて(新潟工科大学と共同研究) | |
ビジネスプラン「あいあいハンカチ付き縄文クッキー」 | ||
柏崎市の高田地区における買い物弱者の実態調査 | ||
「地域の歴史文化・お宝探訪講座」の参加報告 | ||
「えんま市」のあり方についての考察と提言 | ||
2013(平成25)年度 | まち研の一年奮闘記(新潟工科大学と共同研究) | |
文化資産としての街なか史跡 | ||
ファッションアドバイスサイト~おしゃれに自信のない女性を元気に!~ | ||
文化資本「飯塚邸」の管理運営 | ||
2012(平成24)年度 | スペシャルセッション(新潟工科大学と共同研究) 「しょうてんがいに学生がやってきた!」『まちかど研究室』の今後 |
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木村茶道美術館~柏崎の貴重な文化資産~ | ||
地域企業のCSR活動に関する調査~柏崎地域を中心に~ | ||
柏崎市における卓球場の経営に関する研究 | ||
2011(平成23)年度 | 柏崎市内における大学生の行動調査 | |
柏崎商店街の現状 | ||
柏崎EV普及政策の現状と課題 | ||
2010(平成22)年度 | 柏崎におけるスポーツによるまちづくりの可能性について~先行事例の分析と柏崎への導入の検討~ |  ̄ |
地震災害と学校教育~教科書の記述から見えてくるもの~ |  ̄ | |
就労支援事業所における就労支援の調査 |  ̄ |
柏崎市、柏崎商工会議所、新潟工科大学、新潟産業大学四者の連携
様々な地域の問題を考え、課題を発見し取り組む若きリーダーを産官学が連携して育成することを目的として、柏崎市、柏崎商工会議所、新潟工科大学、新潟産業大学の四者が連携して、2012(平成24)年9月に柏崎塾検討委員会を発会させ、2013(平成25)年4月には柏崎リーダー塾運営協議会を設立し、同年7月に柏崎リーダー塾を開塾しました。
以来、企業等から派遣された入塾者はそれぞれの地域課題に取り組み研修に励んでいます。
新潟県との連携
①新潟県内就職につながる学びの場づくり支援モデル事業「新潟県内の産業・企業を知る講座」
新潟県委託のモデル事業を受託し、新潟の産業・企業を知る講座として県内の多数の企業団体の協力を得てフィールドワークを盛り込んだ、代表授業科目「地域振興論」を設計し開講しています。令和4(2022)年度からは補助事業として変更、現在に至っています。
◆「新潟県補助事業 新潟の産業・企業を知る講座」実施報告書◆
実施代表科目:「地域理解ゼミナール」「地域活性ゼミナール」「地域振興論」「まちづくり基礎」「ビジネス演習」「キャリアデザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ」
- 平成28(2016)年度 県内就職につながる学びの場づくり支援事業 「新潟の産業・企業を知る講座」報告書(2017.07.31掲載)
- 平成29(2017)年度 県内就職につながる学びの場づくり支援事業「新潟の産業・企業を知る講座」報告書(2018.06.06掲載)
- 平成30(2018)年度 県内就職につながる学びの場づくり支援事業「新潟の産業・企業を知る講座」報告書(2019.08.21掲載)
- 令和元(2019)年度 県内就職につながる学びの場づくり支援事業「新潟の産業・企業を知る講座」報告書(2020.2掲載)
- 令和2(2020)年度 県内就職につながる学びの場づくり支援事業「新潟の産業・企業を知る講座」報告書(2021.3掲載)
- 令和3(2021)年度 新潟県委託事業「新潟の産業・企業を知る講座」実施報告書(2022.3掲載)
- 令和4(2022)年度 新潟県補助事業「新潟の産業・企業を知る講座」実施報告書(2023.3掲載)
- 令和5(2023)年度 新潟県補助事業「新潟の産業・企業を知る講座」実施報告書(2024.3掲載)
②新潟県「元気な里山づくり推進モデル事業」に係る調査事業
新潟県柏崎地域振興局から委託を受け、柏崎中山間地域の資源・特産品等の有効活用による地域活性の可能性について、留学生の基礎ゼミナール(1~2年次生)が柏崎市高柳地域を対象に調査しました。また調査の過程で、地場産の青豆を使った新商品を開発し販売も行いました。
大学発の地域商品開発
本学は、地域の企業、商店などと連携して、数多くの地場産の商品開発やブランド作りに挑戦しています。
①本学地域通貨事業発の商品開発
経済経営学科地域振興分野のゼミナールの学生を中心に稲作を行い、生産した米を米本位制地域通貨の原資とし、大学および地域の様々なボランティア活動に参加した学生に地域通貨を交付し、大学学生食堂や地元協力店(約30店舗)の中で流通させています。
収穫し天日干しした米の販売や地元菓子舗の協力を得て、生産した米の一部を使って米菓の「たな米(たなべい)」と「風輪(ふうりん)」を共同開発し販売しています。
②十日町市ビジネスコンテスト発の商品開発
柏崎市に隣接する十日町市主催のビジネスコンテスト「トオコン」にゼミナールや部活動のグループを中心として参加しています。2010(平成22)年度の第1回開催において「十日町を糖果町へ~スイーツでまちおこし~」のビジネスプランで最優秀賞を受賞し、2011年10月10日に「十菓町スイーツグランプリ」の開催を実現しています。
2014(平成26)年度第5回開催においては、十日町市笹山遺跡出土の火焔型土器をモチーフとした「十日町を聖火の町へ ~あいあいハンカチ付き縄文クッキー~」を試作提案し、商品化しました。その後クッキーとハーブティのセットに改良した結果、物産展等で3,000箱以上販売しました。
2017(平成29)年度においては、本学2年生による「チームGO!GO!」が書類審査を勝ち抜き本選に進出。十日町市の観光資源である雪や雪まつりを活用し、そこに非日常体験をプラスすることで十日町の魅力が更に増す「ホテルかまくら」を提案した結果、学生部門最優秀賞にあたる「学生アイデア部門賞」を受賞しました。
③その他
地元で有名な僧侶と尼僧をテーマにしたクッキーセット「良寛と貞心尼の歌物語」を商品化し、柏崎市内及び近隣市町村の観光施設等で1,000箱以上を販売した。更に、㈱柏崎タクシー旅行センターと提携し、一泊二日の旅行プラン「良寛と貞心尼の歌物語観光プラン」を作成し、市民参加によるモニターツアーを実施した。今後は柏崎市観光交流課と観光協会と相談しながら内容を充実させ、柏崎地域のモデル観光コースを目指す予定である。 また、谷根川の鮭の放流と訴状に関するチラシとポスターを作成し、柏崎市内外の観光施設に配置・掲示した。今後は鮭をテーマとするイベント等への協力により、この観光資源による地域の活性化に寄与したい。
新潟地域連携コミュニティとの連携
本学は、新潟県内の自治体・企業や各種団体・教育機関等で構成する「新潟地域連携コミュニティ」の趣旨に賛同し、連携を行っています。
①新潟地域連携コミュニティとは
新潟県における若者雇用・定着、地域人材の育成に取り組む産金官学の各参加機関同士が、意見や情報の交換、情報共有、自主的な協働を促進する「場」です。
②新潟地域志向科目の設置とデジタルパンフレット
新潟地域連携コミュニティに賛同する新潟県内各大学では、趣向を凝らした「地域志向科目」を開講しています。
「地域志向科目」とは、新潟県や県内市町村の歴史や文化、自然、産業、暮らしなど地域に密着した内容を学ぶ科目です。
本学を含む新潟県内9大学共同の「新潟地域志向科目のパンフレット」が出来上がりました。
- 2023年度バージョン:新潟地域志向科目パンフレット(2023年3月発行)
- 2022年度バージョン:令和4(2022)年度版 新潟地域志向科目パンフレット(2022年3月発行)
- 2021年度バージョン:新潟地域志向科目デジタルパンフレット(2021年3月発行)
③新潟産業大学「新潟地域志向科目」一覧(毎年更新)
「地域振興論」「地域理解ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」「越佐文化論」「日本の伝統芸能」「まちづくり基礎」以上、8科目のシラバスはPDFにてご覧いただけます。
- 新潟産業大学地域志向科目(8科目)(2023.4月更新)
- 新潟産業大学地域志向科目(7科目)(2022年3月更新)