令和7年11月25日、ゼミナールⅡ・Ⅳで、地域観光のフィールドワークを実施しました。前回に続き、「観光の季節による変化」をテーマに、実際に現地を歩きながら考えることを目的としました。
この時期になると紅葉シーズンも終わりに近づいてきましたが、弥彦駅から弥彦神社まで参道や門前町を歩きました。「弥彦菊まつり」が前日に終了していたこともあり、観光客の姿は少なめでしたが、多い時期とそうでない時期の違いを観察することができました。前回の調査とあわせて、観光の季節性についての理解をより深められました。
さらに、道中では地元のスイーツや食べ歩きグルメを味わい、短い時間の滞在でも消費活動をしてもらう工夫についても考えました。鳥居や紅葉、スイーツなど「SNS映え」する風景を発信することが、地域のイメージアップや「そこに行ってみたい」という気持ちにつながるのか。観光にまつわる情報発信に関して、ゼミ生同士で意見交換をしました。
また、フィールドワーク後には、柏崎市産業文化会館で行われた柏崎市商工会と新潟産業大学の連携協定の締結式にも参加しました。地域の皆様の「柏崎をもっとよくしたい」という強い思いに触れ、大学としてどのようにすれば柏崎に貢献できるのかをあらためて考える機会となりました。
講師 澁谷朋樹


