『地域理解ゼミナールⅠ』今村健太郎クラスは、7月15日(水)・22日(水)の2週にわたり、柏崎市内で教育・研修事業を行う「笑足ねっと」白川代表をゲスト講師としてお招きし、チームビルディングについて体験的に学ぶ授業を実施しました。
笑足ねっと 白川代表から、チームビルディングについて学びました。
今回の授業では、白川代表が開発し、特許・商標登録などの知的財産を取得した「つなが道(R)ロード」を実際に体験しました。学生たちは、メンバー同士で声を掛け合いながら、ゴールという共通の目標に向かって協力しました。

チームで声を掛け合いながら、「つなが道(R)ロード」に挑戦する学生たち
「つなが道(R)ロード」は、3~6人が協力し、ビー玉を穴に落とさないようにしながらゴールを目指すオリジナルのボードゲームです。学生たちは、ゲームを楽しみながら、メンバー同士で声を掛け合い、相手の意見を聞き、自分の考えを伝えながら、目標達成に向けて協力しました。
授業では、単にゲームを体験するだけでなく、「なぜチームとしてうまくいったのか」「メンバーとのコミュニケーションにどのような変化があったのか」を振り返りました。
対話を重ねる中で自分自身を表現する「自己開示」や、相手の考えや特徴を理解する「他者理解」が進むことで、安心して意見を出し合える「心理的安全性」が生まれます。また、異なる意見を持つメンバー同士が対話することで、新たなアイデアや発想につながることも学びました。
さらに、メンバーを入れ替えてゲームに取り組むことで、同じ課題であっても、メンバー構成によってコミュニケーションや問題解決の方法が変わることを体験。多様な価値観や経験を持つ人が協働することが、新たな発想やイノベーションにつながることを、実体験を通して学びました。
今回の授業には、スポーツに打ち込む学生や文化系サークルに所属する学生、留学生など、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が参加しました。異なるバックグラウンドを持つ学生同士が協力し、それぞれの考え方や得意分野を生かした結果、「つなが道(R)ロード」で世界最速タイムを記録するという成果にもつながりました。
ゲームを体験した後は、白川代表から、ゲームを通して生まれたコミュニケーションやチームの変化について解説していただきました。

ゲーム体験を振り返り、チームでのコミュニケーションについて考える学生たち
この体験を通じて学生たちは、チームで成果を上げるためには、単に役割を分担するだけではなく、互いを理解し、意見を出し合い、それぞれの違いを生かしながら協力することが重要であることを学びました。
授業の最後に、今回の学びを「ウェルビーイング」という視点から振り返りました。
身体的・精神的・社会的により良くある状態を目指す「ウェルビーイング」と、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」という「幸せの4因子」について学び、日常生活や大学での活動にもつながる学びを深めました。
今回の授業を通して学生たちは、他者との対話や協働を通じて、自分とは異なる考え方を理解し、それぞれの強みを生かすことの大切さを学びました。今回の体験で得た気づきを、今後のゼミ活動や大学生活、さらには社会に出てからの人との関わりにも生かしていくことが期待されます。
教授 今村健太郎
