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学生生活

(専門ゼミ活動リポート)全国から依頼が殺到する北条地区のアウトドアの聖地を訪問

 中村ゼミナールでは今回、全国からテントの修理依頼が舞い込む北条(きたじょう)工房を訪問しました。
一歩足を踏み入れると、そこはアウトドア好きにはたまらない空間!職人の小暮裕一さんのこだわりギアが所狭しと並ぶ応接スペースに、学生たちからも思わず驚きの声が上がりました。

 実は約30年前、多くのテント工場が海外へ移転したことで、現在日本にはテントを作れる・直せる職人がほとんどいないため、全国からこの北条工房に続々と集まってくるとのことです。

 地元・北条地区出身の小暮さんが、市街地からこの場所へ移転して15年。「モノを使い捨てにするのではなく、修理して大切に使ってほしい」という小暮さんの丁寧な仕事ぶりは、まさに最先端のSDGsそのものでした。

 また、小暮さんの活動は職人だけに留まりません。新潟産業大学附属高校の女子バスケットボール部の寮も運営しており、美味しいご飯と温かいサポートで地域の若者たちを支え、街を明るく元気にしています。

 そんな小暮さんから、私たちの心に深く刺さる言葉をいただきました。

「最初から限界を決めないこと。『できるだけ』じゃなくて、『できる限り』の全力を尽くしてごらん」

 最後に見せていただいたのは、まさに職人技!テントの端切れを使った袋を、なんとわずか2分の早業で縫い上げてくれました。ミシンを操るプロの手元に、学生一同釘付けです。

 「好き」を突き詰めて仕事にする強さと、地域の人々と深くつながりながら支え合うしなやかな生き方から、大学での学びを超える多くの刺激をもらったフィールドワークになりました。

講師 中村まい